caffeine-de-diary’s blog

趣味のあれこれについてつぶやきます

「フライトシェイム」とかいう謎の減少が起きているというお話

こんにちは。最近すこしバタバタしていて更新が滞ってました。

 

少し前、香港の記事を書きました。

一応収束させようとはしているみたいですが、まだまだどうなるかわかりません。

日本のメディアは台風もあり、そちらのほうに注力していますが、まだまだ収まらないでしょう。(某イタコ芸人が守護霊招聘して本人に気づかれてましたが。)

 

先程の記事の最後に香港空港の今後について少し書きました。

関連するかはわかりませんが、ネットを徘徊していたらこんな記事を見つけました。

headlines.yahoo.co.jp

まぁ正直出てくるだろうな、と思っていた概念ですね。ヨーロッパ圏では鉄道が大変発達してますから、こういう人らも出てくるでしょう。

ただ「フライトシェイム」という言葉まで出てくるとは思いませんでした。

で、文章を見ていたら案の定ビーガンとかうワードが出てきますね。大抵こういう人たちはビーガンだというイメージがあります。

確かに飛行機から出されるCO2は多いといわれています。

いうて鉄道も全体的に見れば変わらないのでは、と思ったりしますが。ブームにはなっているみたいですが、どこまでつづくのでしょうか。

 

こういうのを見ると次のような記事を考えてしまいます。

yuta-segawa-kenbunroku.com

ヨーロッパというのは、全体的に若者失業率が非常に高い国と言われています。

豊かな社会保障制度のために税金は高いですし、それを求めて不法移民も多く押し寄せて治安の面でも大変になってきていると聞きます。

逆に言ってしまえば、お金をかけたくない人々がこのようなことをやっているのでは、という考えになります。

ただ先程の記事をみていると国鉄へ投資が決定されたみたいなので、インフラ改善には役立つかとは思いますが。

 

僕自身も確かにそういう面はあります。Airbnbを使ったりですとか、格安SIMを調べたりはしています。ただそれを使うことでどれだけのメリットが得られるか、っていうのが重要かと思うんです。

この人達は過程を楽しんでいるようにはどうも見えないんですよね。

メリット云々より無理やり自分に良いことをやっていると言い聞かせているような気がしますね。

Airbnbならば、その地に住んでいるような感覚が手に入る、というメリットがあります。

格安SIMは正直使うメリットがそこまでわからないので使っていません。

今後は使っても良いかもしれませんが、今はキャリアとインターネット両方でいい感じの値段なので、乗り換えるメリットがわかりませんでした。

ではこの人達はなんでやっているのかと言われれば、多分謎の満足感だと思います。

これを押し付けるようになればもうだめだと思います。

フェミニズムベジタリアンも今は他者を攻撃するツールとして使われている面があります。自分が気に入らないものを攻撃するという形ですね。

ベジタリアンの人たちが最近顕著ですけど。

環境意識は究極的にはシー・シェパードみたいな過激派にいってしまいます。

こういう人たちのイメージなんですが

ベジタリアン+環境+Apple+謎のIT社員とか非ブルーカラー

みたいなセットになってますね。

某高知の人もいつかはこうなるのですかね。

最近影響力無いみたいですが。

 

では今日はこのへんで。

cali≠gari「この雨に撃たれて」を買いました

こんにちは。暑さも一段落してきましたね。

 

さて、つい先日好きなバンドのcali≠gariの新曲が出たので買ってみました。

 

 いうて買ったのはiTunesなんですが、まぁそこはご愛嬌。

V系というジャンルが実はとても好きで、中学から色々聴き漁っていました。このバンドと出会ったのは確か高校生ぐらいなのでは、と思います。歌い方も今とは異なりますが、よくも悪くも気持ち悪い雰囲気が当時の心境にとてもフィットしまして、それからずっと聞いています。

少し前に大阪で行われたライヴにも行ったりしてます。

 

で、この曲が出たわけです。cali≠gariの曲には「雨」にまつわる曲がいくつかあるんですが、表題曲は最新版の「雨」シリーズですね。

収録曲は表題曲の「この雨に撃たれて」、「冷たい雨」、「続、冷たい雨」の三曲です。

再結成後に出した「10」というアルバムのリミックスも別のバージョンでは付いてるみたいですね。お金に余裕ができたら買ってみようかと。

表題曲は他の「雨」シリーズとは毛色が違う、激しい曲だなという印象です。アコギの伴奏に合わせてエフェクトのかかった石井さんのボーカルから始まり、バンドサウンドが入り、サビまで一気に駆け抜けるタイプの曲ですね。ベースもボンボン鳴ってますね。ココ最近のcali≠gariの曲ではベースも大分フューチャーされてますね。まぁなんでこの人このバンドにいるんだよ、っていわれる実力の高いベーシストなんですけどね。なんでいるんだろこの人。サウンドは少し前に桜井さんが結成したヘクトウの曲のようなイメージですね。割とcali≠gariでこのようなストレートな曲って少ない気がします。

インタビューを見ていると、前作の「14」の延長線の「死」をテーマとしたタイプの曲のようです。歌詞も救いを持たせくれるような言葉が散りばめられていますね。

 

個人的に嬉しかったのは三曲目の「続、冷たい雨」を収録してくれたことですね。

cali≠gariはまぁ昔ながらの典型的なV系バンドみたいな、配布音源というのがすごく多いバンドです。たしかこれは日本武道館での公演時に配布されたものだったと思います。

再結成後のcali≠gariの曲ではとても好きな曲の一つです。言葉の一つ一つがしっかりと染み込んでくる、そんな曲です。やはりこういう曲を書かせたら桜井青という人は強いですね。

この人のこれまでの生き方が出ているんですよね。

汚れても、汚れても、結局は自分でゆっくりでもいいから、しっかり自分の足で歩いていくしか無い。

そういった生き方をされてきたのでしょう。セクシャリティの問題もあるでしょうし。

それにしても再録のせいか最初の雨の音バカみたいにでかくない???

なに????土砂降りなの?????

こんな感じで配布音源だけを集めたミニアルバムでも出してくれないものかな、と。

 

やはり、素敵な言葉を紡ぐ人というのは素敵だと思います。

大阪また来てね♡

飲み屋でのお酒以外の選択にもう少し余裕があってもいいのでは、というお話

どうもこんにちは。先日就寝中に足をつったみたいでその痛みが長引いています。未だに違和感がありますね。なんとかならんものでしょうか。

 

ところで僕はあんまりお酒は飲めません。居酒屋とかに友達といってもビールでしたらジョッキ3杯が限界ですね。普段も家にお酒はおいてません。何かイベントごとがあったら飲む程度ですね。まさに嗜む程度といえるのではないかと思います。

そんな僕ですので、居酒屋で飲み放題でもちょくちょくソフトドリンクを頼みます。少ないんですねどね。そういうなかでこんな記事を見つけました。

 

gendai.ismedia.jp

 

今の20代はお酒を飲まなくなったみたいにいわれていますが、そうなんだなと思えた記事です。僕の周りには酒飲みは数名いますが、毎日飲んでいるのは少数派ですね。仕事柄そういう付き合いもあるのもいますし、ストレスのはけ口というのも有ると思います。

では、なんで飲まなくなったのかということです。ここからはあんまり飲まない人の立場で書いてみます。

 

その1 別に飲まなくても良い

極端な話これになっちゃうんですよね。毎日飲まなければいけないか、と言われたらまあいらないでしょう。あとは、料理の味がアルコールのせいでわからなくなる、というのもあります。お肉にはワインだとかいう人がいますが、僕からすればそんなのわからないのですよ。料理食べに来てるのにお酒で何食べたかわからなくなるって本末転倒じゃないですか。

 

その2 削ってまでやりたい事が増えた

昔の人からすれば娯楽の一つだったのでしょう。タバコとかもそれに入るのでしょうね。高度経済成長で色々出てきて、今やそれらは廃れ「若者の〜離れ」という言葉で片付けられてしまうわけです。

 

    いや「金の若者離れ」だっつってんだろって話なんですが。

 

例えば僕なら院生というのもあって本をよく買います。当然そこにはいろんなジャンルが入ってきますけどね。1冊1万を超える本も珍しくないです。

次に服も好きですので色々買ってます。今はLOUNGE LIZARDをされてた八重樫さんが新たに立ち上げたブランドが気になってますので当然それにお金を使います。

更に旅行も好きです。そのためには色々貯めなきゃなりません。

ガジェットも好きなのでAppleの製品チェック、他の変な端末も気になったら買ってしまします。

ラーメンなどの食べ歩きも好きなので、当然そこにお金がかかるわけです。音楽関係にお金も使います。

こんな感じで考えてみると、お酒をケチっても全く僕の生活には困らないわけです。むしろそこを削って上のものにお金を使いたいわけです。出費を考えますと、缶チューハイは今だと1本100円台で買えて、毎日2本飲むとします。150円で計算すると

150円×2本×30日=9000円

という出費になるわけです。週末にビールを買ったら更に追加でかかるわけです。

飲み会をほぼ毎週やるならこれに更にコストがかかる。ということを考えるとこれだけで月に3万円ほど使う計算になりますね。専門書3冊買えるじゃねえかってなるわけですよ。それなら飲まなくても良いやつを削るわけです。

じゃあ何飲むんだっていわれますけど、コーヒー、お茶で十分なわけです。嗜好品ですから。

時々買っていますが、Amazonだったらコーヒー1ケース1200円あれば買えます。お茶もボトルじゃなくて、パックだったら500円もしません。それ買ってますね。十分ですね。酔わないし。体にも悪影響は出ませんし。

どっかの高知の人はストゼロを飲んでるみたいですが、あんなゴミ飲む人の気がしれません。9%とか泡盛でも飲んでる方がマシですよ。一回飲みましたが次の日頭痛かったですもん。

僕自身今は月20には全く届かない収入で生活しています。余裕があったらそりゃお酒も買うでしょうけどいかんせんそこまで回す余裕はないのが現状です。

 

その3 酔っぱらいに悪いイメージがついた

まぁこれもあるでしょう。テレビに出てる酔っぱらいとか、そのヘンほっつき歩いてる酔っぱらいにまともな人は殆ど見ないです。飲みニケーションとか言ってるけど、そこでしか話せないとか殆どないわけですよ。所詮上の人のストレスをそこで吐いてるだけですし、いい迷惑です。

「酒」が本性を暴くとはよく言ったものですが、そういうこともあって酔っぱらいはめんどくさい、ということしか思わなくなりました。

 

こんな感じで考えてみると、この記事のように下戸の需要というのも少し考えてみてもいいかと思います。串カツ田中が禁煙にして減収したとかいわれていますが、あれは喫煙者が減ったのではなくて、お酒が売れなくなって減収した、というのもあるのではないかと思います。

居酒屋は食べ物よりもお酒で利益を出しているようですから、その形を変えていく必要があると思います。

お酒をほどほどに、食べ物で利益を出す、という形に変えていかないと今後は難しいのでは、と思います。

お酒もタバコも嗜好品ですから、ヘンに辞める必要はないと思います。

ただ、マナーを守って程々に、ということは頭に入れておかないとどんどん規正されていっちゃうんじゃないですかね。

香港の今後についての超主観的な考え

こんにちは。

香港のデモが収束する気配を全く見せません。

jp.reuters.com

jp.reuters.com

両方ともロイターからの引用ですが、どちらも矛を収める気配が全くありません。むしろどんどん泥沼化していっています。

ではこのような状況の中、香港、更には中国との関係はどうなっていくのでしょうか。僕は周りに中国人の友人が多くいます。彼らと話した内容を踏まえて少し考えて思います。

 

 

 1.香港ってそもそもどのような立ち位置なのか

 教科書を見れば分かるレベルですが、改めておさらいを。香港は現在中華人民共和国の特別行政府という立ち位置です。つまり中国という国の中に組み込まれて入るけども、独自の政治機構を持つ、ということですね。そのため言葉も異なります。中国の公用語はご存知中国語、特に北京方言なのですが、香港は違います。英語と広東語です。広東語と中国語は全く別物と考えてください。

通貨も香港ドルで中国の通貨の元とは違います。金融の中心でもあり、富裕層が多く住んでいます。

なぜこのような事が起きたかといえばイギリスの領土だったものを中国に返還したからなんですね。1997年に返還したので割と最近までイギリスだったわけです。資本主義の国から社会主義の国へ引き渡されたものですからさあ大変。色々ごたつきますが、中英連合声明を採択して特別行政府という形での引き渡しで妥協したわけです。

そういう経緯もあり、中国政府もあまりとやかく口出しができないわけです。その結果、中国では使えないツイッターフェイスブックも普通に使えます。僕も中国へ行く時は香港で発行されたSIMカードを買って使っています。

ただし、2047年には特別行政府は廃止する、と中国は言ってますので、今後どうなるかはわかりませんね。

 

2.中国人から見た香港人

さてここから周りの友達からの意見を基に構成します。

まず中国の人からみた香港人の印象です。

 ・プライドが高い。

・金持ち

・中国語が全くできない。

・大陸人を見下してくる。

まぁ悪いイメージばかりですね。香港人の友達にいわせれば政府が信用できない、みたいなことをいうのですが。

特にプライドが高い、というのがよく聞きますね。イギリスの土地であったからこそのプライドの高さだと思います。あと彼らは案外英語ができないようです。広東語しかできない人も多いみたいですね。

「お金持ち」というのもムカつくとのことです。まぁ中国の南沿岸部、特に浙江省なんかは金持ちが多いのでその延長だと思いますが。ただ香港は土地が小さい分土地代ですとか生活費は高いんですよね。そこである程度裕福な暮らしをしていくためにはお金がないと難しいですから。

見下す、ということなのですが、何も彼らは大陸人だけを見下しているわけではありません。台湾の人も見下しているんですね。つまり中国という中では自分たちこそが先進的な人々だと思っているわけです。名誉白人とでもいうのでしょうが、先進国に近いものを感じているわけです。だいたいイギリス時代のおこぼれなんですが。

このように大陸の人たちから見て香港の人というのはムカつく存在なわけですね。ところでそもそもなんであのような暴動が起きたのでしょうか?

きっかけとなった「逃亡犯条例」とは何なのでしょうか? 

 

3.そもそも「逃亡犯条例」とは?

この条例についてすごく簡単にいってしまえば次の形になります。

 

中国、台湾で犯罪を犯した人がバレる前に香港に入った。

           ↓

犯罪が発覚、しかし引き渡し条約が無いから中国台湾へ移送できない。

           ↓

なら条約を作って引き渡せるようにしよう!!!

 

という形なんですね。きっかけは香港人カップルの男が台湾デート中に彼女を殺した事件です。ググれば出てきます。

ただし、この時、台湾と香港は犯罪者引き渡し条約を結んでいなかったのです。それを解決しようとした条例だったわけです。これだけを見ると、別に変な法案ではないですね。日本の場合ならば、国外逃亡した犯人を現地で捕まえて、日本に移送して裁く、というイメージでいいわけです。

ただそこは中国、事情が違うわけですね。多くの人がこの法案でとあることを考えるわけです。

「もしかしたら、何もしていないのに中国へ連れて行かれるかもしれない。」

ということを。

なぜこの考えになるかといえば、2015年に起きた銅鑼湾書店という書店の関係者が中国当局に拘束されてしまったからなんですね。この書店は中国政府に批判的な意見を扱う書籍を出版していたので、当局から目をつけられていたのでしょう。このようなことがあったため、余計反発したわけです。

逆に香港から見ても、この条例は良いわけです。大陸人が香港で犯罪を犯して大陸に逃げ帰っても、香港につれてきて裁くことができるわけですから。

結局の所政府への不信感、という言い方だけで片付けられてしまいますが、このような事情があるわけです。

 

4.今後の香港の立ち位置

各国政府は自分たちは資本主義陣営なのでこぞって香港を擁護しています。しかし、空港の麻痺等の現状を見て、今後はどのような動きになるのでしょうか。

例えば、先程少し話した金融です。香港は金融で発展してきたと言っても過言ではありません。アジアを代表する証券取引所もあります。しかし、シンガポールがその位置を奪おうという動きもあります。

wedge.ismedia.jp

つまり中国政府から離れたところに向かうということです。こう考えるならば、香港の優位性は今後低下してもおかしくありません。

次にハブ空港としての役割です。

香港空港は現在ハブ空港としての役割を盤石にしています。中国からの乗り継ぎは北京、上海、香港で行われています。

news.yahoo.co.jp

その座を深セン空港が奪おうとしている、という記事もあります。

diamond.jp

客から見れば、優先順位はいかに早く、正確にフライトできるかということだけです。

香港はこれまで乗り継ぎの便利さ、乗り入れ便の多さで優位に立ってきました。しかし今のデモを見ていてどう思うのでしょうか。

ツイッター等を見ているとデモの様子を見て称賛している人が多いです。もちろん僕もあそこまでできるのはすごいと思います。ただ手放しで称賛すべきことなのでしょうか。別に僕は中国政府の味方ではありません。ただし、口では称賛していてもリスクをどうしても考えるのが人間です。先程の金融もそうですが、香港はリスクがどうしてもある場所です。おそらく2047年問題のときも同様の暴動が起きるでしょう。そのようにかんがえるならば、少しでもリスクが低い場所で乗り継ぎをしたいと考えるのが普通です。香港空港の地位の低下は今後避けられないでしょう。

 

5.まとめ 

香港のデモは今後暫く続くと思いますが、上記のように考えてみると、これは香港の首をじわじわと締めているといっても過言ではありません。香港が大陸に優位に立っていた地位が今後低下してゆくならば、それこそ中国政府の思うツボでしょう。

割と香港の人も自業自得な面もあるわけです。うまく大陸と付き合っていればこのようにはならなかったわけです。向こうの提案を全てはねのけ香港イズナンバーワンとでも考えていたのでしょうか。

今のデモはもう目的を見失った暴動に近いものがあります。末期の学生運動みたいなものです。

改めて香港は自分の置かれた状況を感が手見る必要があるかと思います。すぐ横に世界経済的にも無視できない巨大な国があるわけです。キレイ事ばかりでは、むしろ身を滅ぼすということを考えねばなりません。

大阪のラーメンって少ないの?

こんにちは。朝ツイッターを見ていたらこんな記事を見つけました。

 

www.favy.jp

 

見てたらラーメン店というよりかは、オーソドックスな醤油ラーメンが少ない、という感じですね。いわれてみれば確かに、と思います。

大阪をフラフラしていますと、うどんのお店、あと出汁云々と書いてあるラーメン屋さんが多い気がします。恐くうどんとかそばの延長線で発展した文化なのでは、と思ったりします。

例えばチェーン店ですが、神座というラーメン屋さんがあります。出汁を全面的に押し出したラーメン屋さんですね。さっぱりして食べやすい。

他にも福島という激戦区があるのですが、そこも煮干出汁ですとか出汁を押し出したラーメン屋さんが多いですね。

 

とか言いながらも僕は二郎系が好きなのでそこまでこだわりは無いのですが。

そうそう岸辺に新しい二郎系ラーメンができるので皆さん行きましょう。

 

twitter.com

関西圏では有名な歴史を刻め系列で働いてた方が独立したお店です。

非常に楽しみです。

好きなことをするってなんぞや?というお話

こんにちは。先日こんなツイートを見ました。

 

 

まぁ自分にも刺さるツイートですね。人から見れば院生なんてそんなもんと思われてもしゃーないと思います。

このツイートを見ると某高知で消耗してる人とかその書生とかが思い浮かぶのですが、僕はどちらかというと、とある先輩を思い出します。

その人は大学時代で部活(うちは部活っていうんだよちっちゃい大学だからな)の一つ上だったのですが、当時から色々いわれてました。例を上げると

 

・なぜか知らないけど揚げ足を取る。

・言うだけ言ってやらない。言い訳あり。 

・自分が楽しいと思っているものは、無条件で他の人も楽しいと思っている。

 

特に顕著なのが3つ目でしたね。なにこれ知らんの?みたいな感じなんです。自分の意見が大部分を代表してるみたいなやつですよ。まぁクレーム入れるババアとか某共産党の連中みたいな感じですね。

その人今何してるかっていうと某動画サイトに動画あげたり色々やってますね。食べていけないのでフリーターみたいですけども。ツイートを見てると、全く変わってないですね。恐く思考回路も変わってないんでしょう。大学を出たあとは最初は正社員やってたみたいなんですが、その後フリーターやって今は大阪にいるみたいです。そこでもフリーターを転々としてますね。何故かそれを誇らしく語ってますが。

これから見て分かるように、やりたくないことはやりたくない典型的なタイプなんですよね。耐えるってことが無いみたいなんですよ。

確かに無理やり耐えるってことは必要ないと思います。僕もしんどさから辞めたことはあります。ブラック企業といわれるのも一緒ですね。それで転職してる友達も何人かいますし。逃げ方を身につけるのも大事です。

ただ、あまりにも辞めすぎるのはどうかと思います。良い条件が得られて移動するというのは分かりますが、なんか嫌になっただけでやめるというのはうーんですね。それって結局嫌だから辞めるというだけですね。それ以外の何物でもないです。

それは最終的にどうなるか、と考えると何もできずに終わるって感じですよね。すべてが中途半端になってしまう。「これだけできるならいいじゃん」って考えになるんですね。しかもそのレベルは非常に低いか普通の、教科書レベル以下で終わってしまう。果たしてそれはためになるのかってことですよ。こう言ってると海外ではーとか言ってくる人がいるかも知れませんが、海外では転職歴が評価されるというのは、その人のスキルがあるっていうのがわかりやすいからなんですよね。「ジョブ型雇用」といわれますが、それはあくまでもその人はそれだけのスキルがあるというのが評価しやすいからやれるわけです。途中で飽きて投げ出す、好きなことしかしないというのはハマれば強いかもしれませんが、ほとんどは形になる前に投げ出してしまうんですよね。

 

やはりどこかで、妥協をしなければいけないと思います。「まー仕方ない」って感じですね。先のことを見据えてどうやるか、これが大事なのではないかと思います。

ただ、件の人は気づいてないと思います。これを言ったら「俺は後者だ」って必ず言うと思います。周りの人からはそうは見えませんけどね。そのように見えるように周りからの信頼も得ていかないと行けないと思う今日のこの頃です。

 

うまくまとまっていませんが、今日はこのへんで。

人文系院生が思う業界の現状その2

 前回の続きです。

前回は「高学歴ワーキングプア」は別に今になって言われることではなく、昔から言われていたことが表面化している、ということを書きました。確かに放り出されるわけですが、さてどうするか、というのを考えておかねばなぁと書きながら思っていた次第です。

 

前回も触れましたが、今回は僕が所属している日本道教学会の現状とこの分野の現状についてお話したいと思います。

 

1.日本道教学会について

 日本道教学会は1950年に設立された日本の学会です。当時の研究書を見ていると「道教」というカテゴリよりもむしろ仏教、歴史といった側面からの研究をしていた感じですね。そうではなくて、ちゃんと「道教」という対象を研究しようではないか、といった考えから設立されました。すごくざっくりいうとこんな感じです。年2回『東方宗教』という雑誌を刊行してます(投稿したけど連絡来ないけどネ!!!!)。あとは年1回の大会を開いてます。

 

2.現在の理事の方々について

 今は筑波大学の先生が会長を務められています。では、理事の方々の所属はどうなっているのでしょうか。最新版ではなくて申し訳ないのですが、1つ前の役員表を見てみましょう。

名誉理事の方々は主に定年退職された方々で構成されています。僕からすれば実績もあ方々が綺羅星のように並んでいます。

次に理事の方々です。主に現役で大学に所属している方々ですね。監事以下も同じです。

ここで問題にしたいのは、理事以下の方々がどのような所属になっているのか、ということです。大学の雇用は大きく2つに分かれます。常勤と非常勤です。常勤のほうはテニュアとも言いますが。言ってしまえば正社員か非正社員みたいなものです。

名前で調べるとだいたい3分の1がテニュアの方々、あとは非常勤及び名誉教授の方々ですね。

評議員の方お二人はテニュアです。35名いる評議委員方々ですとそこまで非常勤は多くないですね。

 

3.では、院を持っている先生はどれぐらいいるのか?

ここからですね。理事を務めていらっしゃる方は現在次の世代を担う研究者を、一応養成できる立場にいるのでしょうか。つまり博士号を授与できるか、ということですね。見てみると15人もいない状態です。こりゃあかんのでは?

これを見ていると理事の方々ですら先細りという形です。なんでこういう事が起きたのでしょうか。

 

4.道教、ひいては中国哲学の就職事情

昔から言われていたのですが、中国哲学の就職については大きく2つのパターンがあります。

 

一つ目:そのまま中国哲学の専門として就職。今ならば東洋文化アジア文化で学部

    大学院を持つ。

二つ目:中国語の教員、中国文学の教員、教育学部の漢文・社会の教員として就職。

    実を言えばこちらのほうが多いかもしれません。

 

一つ目はこれは非常に幸運な方ですね。今の師匠もこのパターンです。ある程度規模の大きい大学で文学部を持っているならば、この形は多いと思います。旧帝も同じですね。国立はいくつか改変されていますが、似たような形です。

二つ目も今の業界を見ると幸運なのですが、専門とは異なる分野で就職される方です。前の師匠がこのタイプでした。漢文学を教えておられます。

この就職パターンがあるために、院を持てない方がいらっしゃいます。実績も申し分ないのだけども、大学行政上無理という形です。院で講義はするけども、博士号の授与資格が無いという形になってしまいます。今の状態を見ていると今後も続くでしょうし、何なら別にこの分野の人じゃなくてもいいやってなるので、虫の息になるでしょう。

 

5.上の人たちはどう思っているのか

このような現状で、上の方々はどう思っているのか。それについては一〇年ほど前の論文なのですが、現在台湾大学に勤務されている佐藤将之先生が以下の論文を書かれています。

ir.library.osaka-u.ac.jp

この中で佐藤先生は上の世代は何もしていないと一喝されています。本人曰くそのせいで敵を作りまくったとのことですが。

更に今後の日本の人文学の現状を見て、改善されることはないだろうとも言われています。今四〇後半の方々が引退する頃には日本で中哲を行える環境は無い、とも言われます。

また若手の意識についても強く言われています。つまり

・海外にも目を向けろ

・学会運営などのコミュニケーション能力を高めろ

・語学を伸ばせ

ということです。この文章の中でフリーターの精神を大学院生と同じといわれていますが、まさしくそのとおりだと思います。

うちの研究科は留学生が多いのですが、なぜかすぐに就職が決まります。それは中国で探しているからなのですね。だいたいが日本語の教員として入っています。僕自身もそれを強く認識していて中国語の勉強を続けています。今後はまだまだ中国でなら就職のチャンスは十分ある、と佐藤先生と以前お話した時に言われました。言うならば泥舟から以下に脱出する方法を考えるか、ということなのでしょう。

 

6.終わりに

現在日本の人文学は虫の息ともいえます。実学実学という旗印のもともはや研究すらできない、という声もあります。以前あった山梨学院大のニュースはまさしくそれでしょう。

gendai.ismedia.jp

そうならばこのような泥舟から逃げ出すことを考えるべきなのでしょう。

僕は幸いにも来年から留学へ行く機会を得ました。その機会を使って外で就職先を探そうと思います。そりゃ沖縄に都合よくポストがあけば喜んで行きますが。

うちのゼミの先輩も40ぐらいでようやく専任になれた方もいます。このまま日本だけで考えるのはもったいないのではと思います。