caffeine-de-diary’s blog

趣味のあれこれについてつぶやきます

中国の観光事情について思うこと

こんにちは。

突然ですが皆さん中国に行ったことありますか?

僕は色々ありまして、複数回行っております。

香港の記事でもちょっとだけ触れましたが、中国はいかんせん自国民以外には優しくない(?)国です。特に観光面ですね。大分前ですがこんな記事があります。

news.livedoor.com

留学も中国から来る学生はいますが、逆に日本から行く学生は減っているようです。

文科省の調査によれば、元から母数は減っているみたいですけどね。

僕自身も来年から行く予定ですが、少数派なのは否めないと思っています。

僕がこれまで行った中国は乗り換えを含めると北京、広州、四川省です。

四川省が一番多いかな。とてもきれいなところでした。そしてご飯は辛い。

 

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(左)屋台で食べた汁なし麺(右)回鍋肉
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四川省の観光地

とまあ魅力はたっぷり知っているのですが、いかんせん今の観光状況がどうなっているのか、というのが不安かと思います。ということで、少しだけ僕が感じた2019年時点での観光状況をお伝えしようかと。

 1.言葉について

結論から言えば、まあ英語もギリという感じです。北京なんかは問題ないかと思いますが、少し地方に出ればまぁ無理です。

無難に単語帳を持っていきましょう。指差し会話みたいなのでもいいので、有ると非常に便利です。

ここはわかりきっているので、これで終わりです。

 

2.ネット状況について

何度も言いますが、中国は金盾というネットシステムがあるので、GoogleFacebookTwitterなんかは規正されており、使うことができません。ニコニコもダメです。では、どうするのか。僕はいつも香港で売っているSimをAmazonで買っています。香港のでも同じことを書きました。

電話は使えないので、多少不便ですが、非常に便利です。

TVでよくやっているモバイルWi-fiも便利だと思いますが、かさばるし充電しなきゃいけないしで荷物が増えて手間もかかるのでおすすめしません。一度使ってみたことがありますが、接続もブツブツ切れるし規定の容量になったらすぐ落ちるわで使い物になりませんでした。

一番ラクなのはローミングを使うことですが、少しお高いので、日本からの電話が或人以外は使わなくてもいいかと。

 

3.お金について

おそらく一番気になることがここではないでしょうか。

今やローソン等のコンビニでもAlipayが使えるぐらい日本でも単語は見ることができます。

うちの大学の先生曰く、田舎だとまだ現金メインだけど都市部だともうスマホしか持ってないとのこと。

北京なんかでは確かにほとんどスマホ成都スマホ。四川の田舎では紙のお金、みたいな感じではありました。屋台でもつかってますし。

現金使うのは全く問題ないのですが、屋台とか小さい店だと渋られますね。

一部の店なんかは現金使わない店もあります。↓の店がそれですね。

www.businessinsider.jp

一時期悲観的な見方もされてましたが、コーヒー以外にも色々と新商品に手を出しており、大分いいかんじだと思います。

味はそこそこでしたね。ここではモバイルアプリ経由で注文、その後受け取るという形にしていて、現金の授受は一切ありません。

よくテレビで無人コンビニもやっていますが、やはりスマホ決済の浸透率は凄まじいの一言です。

では、観光客はこの恩恵を得られるのでしょうか。結論から言えばNOです。

まず、Alipay・wechatpayは中国で発行された銀行カードが無いと使えません。まぁ信用の問題でしょう。一時期国外で発行されたカードも使えるのでは、というニュースもありましたが、続報がないのでたち消えになったのでしょう。

wechatpayなんかは抜け道があったのですが

comemo.nikkei.com

やっぱり塞がれてしまいました。僕は以前は普通に使えており、友達と金銭のやりとりもしていたのですが、2月か3月ぐらいからもう金銭の授受ができなくなりました。

中国のアプリのやっかいなところは急にアップデートが入って使えなくなる時があるんですよね。

凍結も経験しているので非常に面倒です。

ただ入れておくと、Wi-Fiスポットで簡単に接続できたりといい事ずくめなので、中国に行くなら入れておいて損はしません。(最近は開設も面倒になっているみたいですが・・・)

ならどうするのか?

おとなしく銀聯カード作りましょう。クレカを持っているなら銀聯カードが発行できるので、それを使うとよいかと思います。モバイル決済オンリーのところは諦めるしかありません。

あとは滞在日数に合わせてお金を両替していくことです。僕はそれが面倒というズボラなので、日本の中国銀行で口座を作り、行く前に入金して引き出しています。

 なお、システムが違うらしいので、日本の中国銀行で作ってもモバイル決済に登録はできないです。残念。

 

4.料理

どれも美味しい。朝やにぎやかな場所に出ている屋台とかの肉まんがとても美味しいです。チェーン店も色々あるので、食べてみると良いと思います。指差し注文でも問題ないので。マクドナルドやケンタッキーにもモバイル決済の波は来ていますが、現金でも払えます。

ただ先程の回鍋肉を見てもらえば分かるように、油がギットギトです。

必ず胃薬を持参の上、白湯等温かいものを飲みましょう。油が出ていきます。

なおこれを守らなかった僕は5回の滞在中3回はお腹を壊しています。

 

5.トイレ

「ニーハオトイレ」なんていわれたりもしてますが、まだまだ整備はされていませんね。

都市部のデパートや空港ならまだましですが、観光地のトイレでも和式かつあまり綺麗ではありません。そこは耐えてください。あとトイレットペーパーが無いのでティッシュ必須です。

 

とまぁ自分が行った経験を踏まえるとこんな感じです。

色々と不便だし、あまり綺麗ではないところもあります。それはまあ日本も一緒ですね。ただそれを上回る魅力が中国にはあります。

北京上海を足がかりに、一度行ってみてください。